経営管理ビザ取得の基礎知識：赤字の場合でも諦めないで！事業継続性の考え方 / How to obtain a business administration visa in case of operating deficit / 经营赤字时如何获得工商管理签证

ご安心ください。赤字の場合でも、事業の継続性を示すことができれば、ビザ取得の可能性は十分にあります。

今回は、「経営管理ビザ 日本」の取得を目指す外国人経営者の皆様へ、「外国人経営 日本」における事業継続性の考え方をわかりやすく解説します。

赤字でも大丈夫？事業継続性の判断基準

入国管理局は、以下の点を重視して継続性を判断します：

• 直近期または直近期前期に売上総利益があるか
• 直近期末に債務超過に陥っていないか

売上総利益がある場合

• 直近期末に欠損金がない： 原則として事業の継続性が認められます。
• 直近期末に欠損金がある：
  • 債務超過ではない：継続性が認められる可能性あり。
  • 債務超過だが前期末は正常：事業計画や予想収益、専門家の評価書を提出。
  • 両期で債務超過：1年以内に解消予定かつ専門家の評価書があれば可能性あり。

売上総利益がない場合

• 原則として継続性は認められません。
• 新興企業などの例外：事業計画・資金調達など総合的に判断。
• 特別利益による黒字：通常は評価されません。

経営管理ビザ申請のポイント

• 明確な事業計画： 将来的な収益改善の見込みを含めた具体的計画を提示。
• 資金調達の裏付け： 資金の出所や確保方法を明確に示す。
• 専門家への相談： 行政書士・弁護士などのサポートで成功率を高めましょう。